§52＜示談までの基本的流れ＞

Ｑ１　人身事故の発生から示談までの流れは？

Ａ１　＜人身事故発生～直後の措置＞　⇒　＜治療に専念＞　⇒　＜以下,事故別＞

　　　＜通常の傷害事故＞　

　　　　　　　〃擇ぞ評、諭　鳴民，数日で終了〕　⇒　〔示談へ〕　

　　　　　　◆―鼎ぞ評、諭　牝、幼民　諭、諭　牝民＾崋嬶舛了残蝓諭、諭　娘談へ〕

　　　＜後遺障害が残る可能性のある傷害事故＞　

　　　　　　〔入院⇒通院〕⇒　〔症状固定〕　⇒　〔後遺障害等級の確定〕　⇒　〔後遺障害慰謝料／

　　　　　　　逸失利益の算定〕　⇒　〔示談へ〕

　　　＜死亡事故＞　⇒　〔示談へ〕　


Ｑ２　事故直後に被害者がしておく措置は？

Ａ２　＜加害者の確定＞

　　　　　*　加害者の運転免許証を見せてもらい、住所・氏名をメモします。

　　　　　*　車検証を見せてもらい、自動車の所有者をメモします。

　　　　　*　自賠責保険証・任意保険証を見せてもらい、保険会社・契約者名・契約番号などをメモします。

　　　　　*　加害者が上記の書類を見せることを拒否したときは、加害車両のナンバープレートをメモ

　　　　　　　します。これを陸運局に照会すれば、登録事項現在証明書が入手できます。

　　　＜事故現場の保全＞

　　　　　*　事故直後の現場の状況を写真に撮ったり、見取り図を描いておきます。

　　　　　*　警察の実況見分が終了するまでは、事故現場をそのままの状況にしておきます。 やむをえ

　　　　　　　ず車両を移動する際は、第三者の立ち会いのもとに位置を確認しておきます。

　　　　　*　事故から間もないうちに、事故当日の行動から事故直後までの自分の記憶を文書にまとめ

　　　　　　　ておきます。

　　　　　*　同乗者・目撃者がいる場合は、記憶が確かな早い段階で供述書を作成しておきます。

　　　　　*　記録用具〔使い捨てカメラ／メモ帳／筆記具／ロウセキ／赤い水性塗料スプレー缶／巻き尺〕

　　　　　　　を常時、車のグローブボックスに用意しておきましょう。

　　　＜警察への事故届出と「交通事故証明書」の申請＞

　　　　　*　保険金の請求手続には、「交通事故証明書」が必要なため、交通事故を警察に届け出て、

　　　　　　　「交通事故証明書」を申請します。

　　　＜保険会社への事故報告＞

　　　　　*　警察への報告後、自分の加入自動車保険会社・代理店に事故報告をします。

　　　　　*　報告すべき内容をいくつかあげます。

　　　　　　　　・　契約内容　（契約者名・証券番号・登録番号など）

　　　　　　　　・　事故発生日時・場所

　　　　　　　　・　事故時の運転者／事故原因／事故状況

　　　　　　　　・　届出警察署名 　　　など。